久米島のアイランド買店（ばいてん）

おはようございます

さっそくですが皆さまうーくい、という言葉をご存知でしょうか。


沖縄ではお盆にご先祖様や故人をお迎えし、送る風習があり、初日をウンケー、中日をナカヌヒー、そして最後の日をウークイといいます。昨日１５日はウークイでした。

ウークイでは平御香（ヒラウコー）と打紙（ウチカビ）というものを使用します。ヒラウコーはいわゆるお線香ですね。普通のお線香より平たく、６本線が入っていて割れるようになっています。ウチカビはあの世で使用するお金のことです。ウークイではウチカビを燃やし次の盆までの糧となるようにしてお見送りするそうです。

私、そういった風習を目にするのは初めてだったのですがいつも見ている沖縄とはまた違った一面を垣間見た気がします。


こういった歴史ある伝統が薄れていってしまうのはとても悲しい事です。また、行う意味が薄れて形骸化してしまう事も。受け継がなくとも、記録、記憶しておくことはできます。

その事実を見ることができた私自身もなぜそうなったのか、なぜそういったことを行うのか、意味を考える当事者であるのだと感じました。


スタッフＮ