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2018年05月27日

5月27日 劣化ウラン弾影響なしと発表 

5月27日 2003(平成15)年

鳥島射爆場劣化ウラン弾誤射事件で「影響なし」と文部科学省が発表
5月27日 劣化ウラン弾影響なしと発表 

鳥島は、久米島の北約28kmに位置する久米島町に属する島。島全体を含めた周囲が軍事施設となっています。


在沖米軍が1995年12月から96年1月にかけて鳥島射爆撃場に劣化ウラン弾を大量に誤射した問題で、文部科学省は27日午後、久米島町役場で住民らに5年間の環境調査結果を説明した。同省担当者が「劣化ウランの影響はない」と結論を示したのに対し、高里久三町長は一定の理解を示しつつ「住民の不安は解消されていない」とし、残る1200発余の劣化ウラン弾回収や全住民への健康診断実施などを要請した。また、同射爆撃場での実弾演習の中止と、射爆撃場の全面返還を求める立場を重ねて強調した。

説明会には文科省の名雪哲夫原子力安全課防災環境対策室長ら専門家7人と、高里町長ら三役、町職員、町議、区長、婦人会など各団体の代表ら約70人が参加した。

名雪室長らは、97年から5年間で調査した鳥島の土壌、久米島と同周辺の空間放射線量率、土壌、大気、海水、海産生物のウラン分析結果を説明し、「久米島の環境や一般公衆の健康への劣化ウランの影響はない」と結論付けた。

その上で同問題による環境調査を打ち切り、今後は全国の環境放射能水準調査の一環で久米島での調査を継続する方針を示し、米軍による劣化ウラン弾の回収作業も継続されると報告した。

高里町長は「劣化ウラン弾について一定の理解はしたが、住民への不安が十分解消されたわけではない」として、健康診断を要求。さらに「鳥島は実弾射撃で島の形がどんどん変わってしまい、不発弾でいっぱいだ。劣化ウランの問題だけでなく、これ以上の実弾射撃は認められない」とし、鳥島射爆撃場での実弾演習中止と全面返還を求める町の立場を関係省庁に伝えるよう要請した。

説明会終了後、名雪室長は「環境影響評価と調査結果で何の問題もないことが分かっており、住民健診は必要ないとの立場だ。射爆撃場の返還要求などについては外務省に伝えたい」と話した。

◇劣化ウラン弾誤射事件
訓練中の米海兵隊のAV8Bハリアー戦闘攻撃機が95年12月から96年1月までの3回、鳥島射爆撃場に1520発の劣化ウラン弾を誤って発射した。現在までに247発しか回収されず、8割以上が同島に残されたままとなっている。


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Posted by ISLAND_SHOP at 00:00│Comments(0)今日は何の日
 
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